菊醤

ヤマロク醤油 丹波黒大豆醤油 菊醤

ヤマロク醤油さんの「丹波黒大豆醤油 菊醤」です。

近くのスーパーでこの「菊醤」と「鶴醤」が売っていて、迷った挙げ句手に取ったのがこの「菊醤」です。黒大豆の醤油は初めてでした。

「菊醤」を作るヤマロク醤油さんは昔ながらの木桶仕込みで醤油を仕込んでいますが、現在はその木桶までも作っている醤油蔵です。このヤマロク醤油さんの呼びかけにより、現在造り手の少なくなってきた木桶を継承していくというプロジェクトも行われております。

木桶職人復活プロジェクト https://www.s-shoyu.com/kioke

さて醤油の話に戻りますが、初めての黒大豆(黒豆)醤油どんな味なんでしょう。

少し口に含むと大豆とは少し異なる香りと旨味を感じます。これは言葉では非常に難しいのですが、奥にある香りと旨味に普通の醤油とどこか違いを感じるのです。黒大豆納豆を食べたときに感じるあの黒豆の香りですね。実際には納豆ほどの違いではないのですが。

また、印象として甘みなどの印象は少ない反面、黒大豆由来の香りとコクを感じます。かと言って主張しすぎるというわけではないのがいいところですね。そして割とあっさりの後味が特徴です。全体的に前半に味が複雑に来るという印象のお醤油です。

卵かけご飯に使用すると、こちらも卵の旨味と醤油のコクをどちらも感じることが出来ます。量によっては、少し醤油の香りも強くなりますが、醤油の後味が割とあっさりとしているので、後からしっかりと卵の味わいが追ってきて感じることが出来ます。濃口醤油の中では塩分が低めなので辛くなりすぎない点も良いです。

卵かけご飯以外には、汁物などがおすすめです。切れ味の良い醤油で作ったかけ汁などはホント美味しいですね。あとは焼き魚などにもおすすめです。

黒大豆、枝豆、そら豆などいろいろな豆を原料に作られるものがありますが、やはり口に含むと何処か違いを感じます。台湾などでは、黒大豆(黒豆)を原料にした醤油も多いですが、世界では他にもいろいろな種類の豆から作ったりしているのでしょうか。まだまだ奥が深いですね。

肝醤油にも使ってみました。



再仕込みの鶴醤もいつか試してみたいですね。

※写真のサイズは145ml瓶です。おいしく頂きました。

ヤマロク醤油 丹波黒大豆醤油 菊醤
品 名    : こいくちしょうゆ(本醸造)
ブランド   : ヤマロク
製造者    : ヤマロク醤油
カテゴリ   : 濃口醤油
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : 大豆(国産)・小麦(国産)・食塩
塩分濃度   : -
ホームページ : https://yama-roku.net/
購入場所   : 近所のスーパー
作ったもの  : 卵かけご飯、そば、焼き魚に