江戸開城醤油 そらまめ

その他

今回は東京の醤油。酒蔵が造るお醤油の紹介です。

今年2021年にみそ・醤油製造免許取得して、昨年より春みそと醤油の販売をはじめた東京港醸造さん。
かなり以前にネットの記事にて東京港醸造さんを知っていたのですが、コロナの影響で酒造量が減り醤油・みその製造を初めたということ昨年知り、購入してみました。

無洗米の米を使用し使う水を極力減らし、オフィス街の合間にあるビルで東京の水道水を使って仕込むマイクロブリュワリーである東京港醸造さんの代表する銘柄は「江戸開城」という名前です。

こちらは、東京港醸造の母体となる若松屋さんが幕末より東京都港区芝にあり、この若松屋さんで開国と江戸城無血開城、文明開化を目指した西郷隆盛、勝海舟などの偉人たちが秘密の会合を持っていたことに由来します。

そんな江戸東京の歴史的事象と深く関わりがある酒蔵で作られる一年に一度醸造される醤油はどのようなものでしょうか。

購入したのは、

  • 江戸開城醤油 そらまめ
  • 江戸開城醤油 大豆
  • 純米どぶろく 江戸開城
  • 東京梅酒
  • 純米吟醸原酒 江戸開城 All Edo

純米吟醸原酒 江戸開城 All Edoは購入した日に恩人に差し上げてしまったので持ち帰りは4種となりました。

今回はその中から「江戸開城醤油 そらまめ」の紹介です。
まずは一口テイスティング。

香りはしっかりとしていて葡萄ジュースのような香り、熟成したというよりフレッシュな香りですね。
口にいれると少し、独特で優しめだけれど、しっかりとした旨味を感じます。そのあとすぐにかなりしっかりとした甘味がやってきます。米麹を使っているせいか、日本酒を感じさせる甘みを感じます。後味も、余韻の良い甘みが続いていく印象です。

塩味は感じますが、あまり強いという印象はなく、旨味や甘みがしっかりしているせいか、「あ、塩味もあったね。」という感じの印象です。

これは火入れをしていないのでしょうか。若くてフレッシュな印象ながら味しっかりのフルーティーな甘め。そして塩分おさえめそんな印象の醤油です。

水ダコのカルパッチョ ジュレポン酢風
さつま揚げに 生姜醤油

このお醤油、この甘くてフルーティー印象をそのまま生かしたいので刺身につけたり、カルパッチョにしたり、酢とあわせたり、生姜とあわせたりと、なるべく火を入れないで使うほうが好みでした。

大豆のお醤油も試しましたが、そらまめのお醤油と印象が違いこちらはよりしっかりとしているけれどやはりすこし甘みのあるお醤油でした。

やはり少し洗練されている印象なのは東京産ということだけでなく、使用している米糀や、水からくるものなのでしょうかね。

お醤油は6月に販売ということなので、購入の場合にはチェックですね。

どぶろくも梅酒もあっさり飲んでしまったので、お酒についてもリピートしたいと思っています。

※写真のサイズは150mlボトルです。おいしく頂きました。

江戸開城醤油 そらまめ
名 称    : 醤油(本醸造)
ブランド   : 江戸開城
製造者    : 東京港醸造
カテゴリ   : -
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : 米糀・そらまめ・食塩
塩分濃度   : -
ホームページ : https://tokyoportbrew.shop-pro.jp/
購入場所   : 
作ったもの  : そのまま使おう!刺身に海鮮に。