珠江橋牌 老抽王 中国たまり醤油
PERL RIVER BRIDGE Chinese Superior Dark Soy Sauce

その他甘口醤油

本日も外国のお醤油の紹介です。本日はこちら!中国の醤油です。

こちらは横浜中華街の中華食材屋さんを散策していたときに発見したお醤油です。以前からたまに見かけておりましたが、中華街の記念にということで連れて帰りました。

こちらのお醤油、珠江橋牌(PERL RIVER BRIDGE)という中国では比較的メジャーなお醤油ブランドで、現在では120カ国を超える国々で販売されているそうです。1954年に創業した珠江橋牌さんは、広東省や香港で醤油というとこのブランドを指し示すというくらいの支持を得ているそうですよ。

この珠江橋牌さんのお醤油は大きく分けて2種類あり、今回の「老抽王」(ラオチョウワン、ローチョウワン)は、中国広東省名産の伝統的な中国たまり醤油でとろみがあり主に煮込み料理などの色つけに使用するのがメインの使用用途なので、もう一つの「生抽王」(ションチョウワン)というお醤油は、色がうすく一見すると淡口のようにもみえるお醤油でさらっとしており、青菜などの菜物の炒めものなどに使用するのが主な使用用途だそうです。

黒い、、、、。

というわけで今回は中国たまり醤油の「老抽王」のほうを使用していきます!

まず少しお皿に出して見ると、とろーりとしていて黒ずんだ濃厚な見た目の醤油です。こんなに黒いお醤油は初めてかもしれません。

Superior Dark Soy Sauceの名前に違わぬ見た目ですね!

粘度もしっかりとろーりとしていてここまでとろっとしたものは珍しいとおもいます。

それではまずは一口味見タイムです!

口に入れるとしっかりとした甘味を感じますが、お醤油の味わいもしっかりしています。 甘味は糖類由来の甘さであまり不自然な感じは多くありません。醤油自体の濃厚な旨味と相まってしっかりとした味わいを形成する要素になっていますね。

見た目のとろーり真っ黒の印象に比べるとお醤油の味わいはしっかりとはしていますが、そこまで超濃厚!!!ということはありません。また塩分もさほど強い!!!ということはないので安心して使用できますね!

口にいれて少し時間がたつとコクの裏に苦味を感じますが、こちらもコクと合わせて旨いを形成し味をまとめている印象がありどこか再仕込み醤油のコクなどにも似た印象を感じる事ができます。最後の余韻は甘さよりもコクが長く続く印象でした。 

いざ料理!ということで、やはりまずは東坡肉(トンポーロー)を作りました。

ナイス照り!

たまたま皮付きの豚バラを見つけたので、これは運命の出会いということで作ってみました。うん、おいひい、、、。

黒チャーハンも美味しかったです。

とても色の付きがよくてたのしくなりますね!
あまり塩っ辛くなりすぎないのもいいところです。

その他でも蒸し鶏にかけたり、豚肉巻オニオンにかけて焼いたりしましたが、程よい甘みがうまく料理に馴染みとても美味しくいただけますね。
豚足、大根、卵などを煮てみましたが、こちらもめちゃくちゃ美味しかったです。

この他に写真にはありませんが、餃子のタレとして使ってみたのですが、こちらも美味しかったです。ラー油とこの醤油のみで頂きましたが、甘いお醤油で食べる餃子も悪くはありません。

とここまで見てみても豚肉との相性は最高。これは最高のパートナーですね!相棒!

この他に山芋を炒り煮したりしましたがこちらも美味しかったです。


初めての中国たまり醤油はあまり癖もなく非常に美味しくいただくことができました。となるともう一つの「生抽王」も気になりますね。

このブランド以外でも中国たまり醤油は、ドン・キホーテや業務スーパーなどでも見かけますので、もしご興味があったら手に取ってみるのもいいかもしれませんね。

横浜中華街の中華食材屋さんでは、青いザーサイの漬物も買ったのですがこちらも美味でした。クミンが入った珍しいお漬物でしたが、未知なる味の体験は楽しいものですね。

また未知なる醤油をゲットしてご報告したいと思います。
これで、醤油、スパイス、ポン酢、醤油コーラ含め紹介が100本目となりました。ありがとうございました。

※写真のサイズは150ml瓶です。おいしく頂きました。

珠江橋牌 老抽王 中国たまり醤油
名 称    : 老抽王醤油(中国広東たまり醤油)
ブランド   : 珠江橋牌
製造者    : 珠江橋牌
カテゴリ   : -
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : 水、大豆(遺伝子組換えで無い)、塩、砂糖、小麦粉
塩分濃度   : -
ホームページ :  –
購入場所   : 横浜中華街
作ったもの  : 中華料理と黒くしたい料理