特級本醸造あまくちうす塩しょうゆ食塩20％カット

今回は広島県のお醤油です。
広島県江田島市は、瀬戸内海に浮かぶ島、江田島を中心に周辺の島から構成された街で牡蠣の一大産地でもあります。

今回はそんな江田島のやや南側、人間でいうと腰のくびれ部分あたりに位置する醤油屋さん濱口醤油さんの「特級本醸造あまくちうす塩しょうゆ食塩20％カット」を紹介します。

江田島は呉市のやや南西に位置し、広島市から船で約30分程で行くことが出来ます。明治には世界3大兵学校と称された海軍兵学校が江田島に移転したこともあり海軍の街として知られています。横須賀同様海軍カレーが食べられるお店もあるようで、名産の牡蠣を使ったカレーもあるようですよ！

さてそんな江田島のお醤油はどんなお醤油なのでしょうか？

今回はお試し4種セットを購入しました。すべて150ｍlのボトルです。

ということで今回は「あまくち」をセレクト！

赤みがしっかりした色合いのお醤油「あまくち」は、普通の濃口醤油よりもやや食塩少なめです。

口に入れるとはじめの方に塩味、旨味、甘味が一緒にやってきます。これぞ広島、三位一体、味の3本の矢。束でかかって来られると勝てません。
甘味はそれほどしつこくなく程よい印象ですね。
塩味・旨味・甘味のどれが濃いということも薄いということもなく、バランスよく味わえる事ができます。低塩ですが減塩ではないので程々に塩分を感じますが、低塩の影響は味の良いバランスにも寄与している感じがいたします。

後味はややおとなしめ、旨味と甘味が少し余韻で続く印象です。
瀬戸内の醤油をいくつか試しましたが、こちらのお醤油は九州のそれとはまた印象が少し違う気がします。こちらには甘味料も入っていますが、糖類の甘みの印象が全体の印象に繋がっており九州のお醤油と違う印象なのだろうと思いました。

まずは炊き込みごはんに。
甘みが旨いとうもろこしの炊き込みご飯に使用しました。
バターをのせましたが、甘みのあるお醤油×バターは最強ですね！