おもちにあう醤油

ヤマゲン とろ〜り甘い おもちにあう醤油

醤油加工品

さて新年もとうに過ぎ、みなさんの家にはお餅は残っていますか?
今回は「お餅が残っているよ」と言う人にこの醤油をお勧めします。

そんなわけで「ヤマゲン とろ〜り甘い おもちにあう醤油」の紹介です。


富山県高岡市にあるヤマゲンこと山元醸造株式会社さんは1772年(安永元年)に室屋長兵衛さんが麹屋を創業し、味噌や種麹の製造販売をはじめました。大正に入り、醤油の製造も始め、2022年に創業250年を迎える歴史のある醤油メーカーです。
この地域は良質な地下水に恵まれていたこと、一年を通じ湿度が高く発酵に適していることから、江戸時代の後期には味噌、醤油、酒造などの醸造業が多く軒を並べていたそうです。

「ヤマゲン とろ〜り甘い おもちにあう醤油」はお餅用に調合された醤油で、「とろ〜り甘い」が特徴のようです。ざらめ糖を使用しているということですがどんな味なのでしょうか。

おもちにあう醤油
おもちにあう醤油 見た目

見た目は程よく透明であっさり系な見た目ですが、皿に出すとやはり粘度が少し多くその名の通りトロ~リとしています。
ということで、実食。

口に含んでみます。うん。かなりあまーいですね。
和菓子っぽい。

まずは口に広がるあまーい味からのしょうゆ味。うんうん、これは、みたらし味だ!しっかり感じる糖類の味とみりん味。それに醤油ときたら日本人は絶対好きなのではないでしょうか。

甘味料系の甘さではなスイートな味わいを感じます。みたらし醤油と謳っても良いかもしれません。もちろんお餅には最高。甘めが好きな人はこれで決まりですね。そのままでもいいですが、磯辺も美味しいですよ!焼いたのにかけるもOK!漬け焼きしてもOKです!

磯辺巻き
旨あま磯辺巻き

とはいえ、実はしっかり感じる塩味もあるので、単に甘いというわけではないので、お餅以外の料理にもわり使えそうな気がします。べたーっとした甘みでもないので、和食のエッセンスとしていろいろと使えそう。

にんにくしょうがと混ぜて豚肉の唐揚げのつけだれとしてみましたがそれもとても旨でした。


ボタンエビの頭を揚げたのですがそれにかけてみても美味しかったです。これは、上手く考えれば、お餅からお肉、海鮮まで幅広く使えそうですね!煮物には未だ使用していませんが、煮物にもいけそうな気がします。

ヤマゲンさんのHPを拝見するとラインナップにはいくつかの甘口醤油がラインナップされています。石川県金沢大野のヤマト醤油味噌さんの時にも書きましたが、北陸地方は甘いお醤油の地域ですね。中でも「ごくあま醤油」はかなり甘めのお醤油のようですね。魚が旨い地域は甘い醤油が似合います。富山湾でとれたキトキトの魚に甘口醤油は一度体験してみたいものです。

ちなみに購入は久世福商店(サンクゼール)です。富山のお隣長野の会社ですが、面白い商品を見つけることができてよかったです。

※写真のサイズは160mlペットです。おいしく頂きました。

ヤマゲン とろ〜り甘い おもちにあう醤油鮭むらさき
名 称    : 醤油加工品
ブランド   : ヤマゲン
製造者    : 山元醸造株式会社
カテゴリ   : 醤油加工品
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : しょうゆ(本醸造)、ざらめ糖、砂糖、本みりん、酵母エキス、澱粉/アルコール
塩分濃度   : 10.7%
ホームページ : https://www.yamagen-jouzou.com/products/646/
購入場所   : 久世福商店
作ったもの  : おもち、唐揚げ、エビ、おもち