オンチャバ 808 ソイソース

その他甘口醤油

本日は、ベトナムのお醤油の紹介です。

ドン・キホーテに行くとWORLD EATS!コーナーとして世界の調味料を販売されているのですが、今回の醤油はそんなドン・キホーテのWORLD EATS!コーナーで見つけた1本です。

本日の紹介のオンチャバ(Ông Chà Và)さんは、1939年創業のベトナムの調味料・食品製造会社です。醤油のほかは、食べるラー油、スープの素、スパイス、チリソースなどの調味料を製造しているそうですよ。

今回「オンチャバ 808 ソイソース 200ml (OngChava 808 nuoc tuong)」を紹介するのですが、容量の多い「オンチャバ ソイソース(500ml)」という商品もあるようですが、どうやら内容構成物が若干違うようで、「808」の方が内容量単価で高く、少し上位クラスの商品ということになりそうです。

そんなわけで、ベトナムではお醤油をどのようにして使うのかと気になったので、オンチャバさんのHPを覗いてみたところ次のような記載が有りました。

「醤油は、マリネをしたり、炒め物、煮物、揚げ物などの多くの料理のディップソースを作るために使用します。」

ということで主に食品を漬け込む、つけダレに使うというのがベトナムでの定番のようですね。


ということで、まずは一口テイスティングから始めます!

お皿に出すと少しだけ粘度があるような液体なのがわかります。色はしっかり黒い印象ですね。

では、一口味見!

かなり独特な味わいのあるアミノ酸系の旨味を感じます。九州南部の甘みのある醤油にも少し近いですがより強調されている印象ですね。
塩分は少し控えめであまり塩辛いという印象はありません。
口にいれると甘みをしっかり感じ、甘みと同時に独特の旨みと醤油の味わいがやってくるのですが、味に厚みがあるというよりはわりとあっさりしている印象があります。

味わいはあまり持続せず、途中で消えて少しだけ甘みが残るような印象です。日本の醤油からするとやっぱり少し独特な感じです。

ただこのお醤油味があっさりとしているので、食材と一緒になるとそこまで独特な印象は消え問題なくつかえますよ!

今回は、魚のから揚げ(カレー風味)にかけて、シャーピン小籠包の具に、小籠包のつけダレに、鮭とにんにくのチャーハンの調味に、レバニラのレバーを漬けるのにこのお醤油を使ってみました。


から揚げはカレー粉を少し入れて揚げたのですが、このお醤油はスパイスとよく合いますね。甘みもあるせいか全く違和感もなく美味しく頂きました。

シャーピン、小籠包のような中華料理もGOODですね!肉ともお友達になりやすいお醤油ですよ!
鮭のチャーハンも、もちろん美味しかったです。

レバニラ

レバニラにも使いましたが、レバーを漬けたのと調味にも使ってみましたが、これも美味しかったです。少し甘みがあるので、少し味の印象が変わりますが、甘ったるいということは有りませんのでこちらも良かったです。

唐辛子やライム、玉ねぎ、砂糖などを入れたアジアンなつけダレも作って見れば良かったかなと少し後悔もありますが、またどこかで出会ったときにそれはとっておきましょう。

やはりスパイスやハーブなどは相性が良い印象のこの醤油アジアンな料理を作る際に使ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに以前にドン・キホーテのどこかの店舗かは覚えていないのですが、ブラジルのお醤油を見かけたのですが、それ以前も以後もブラジルのお醤油は一度も見たことがありません。買っておけばよかったかなと思いながらですが、こちらもまたどこかで出会えることを祈ります。

※写真のサイズは200mlボトルです。おいしく頂きました。

オンチャバ 808 ソイソース
名 称    : ソース
ブランド   : オンチャバ
製造者    : オンチャバ
カテゴリ   : -
発酵熟成   : -
仕 込    : -
原 料    : 醤油(大豆・小麦を含む)、砂糖、食塩、酵母エキス、醤油パウダー 調味料(アミノ酸等)、酸味料、カラメル色素、香料、 増粘剤(キサンタン)、酵素
塩分濃度   : 約11%
ホームページ : https://ongchava.com/
購入場所   : ドン・キホーテ
作ったもの  : アジアンな料理全般